約1ヶ月と少しで簿記3級に合格することができました!
少し遠回りしてしまったかもしれませんが、反省点なども踏まえて、勉強方法の体験談を書きましたので、これから簿記の勉強する方は参考にしていただければと思います!本番では90点台を取ることが出来ました!

簿記3級勉強方法
①使用教材
インプット
・いちばんわかる日商簿記3級の教科書+CPAラーニング(https://www.cpa-learning.com/)
・みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記
アウトプット
・いちばんわかる日商簿記3級の問題集
・CPAラーニングのネット摸試
・TAC、ネットスクール、いぬぼきのネット摸試→本番に向けての練習
Youtube(苦手論点や大問2対策で使用)
・簿記3級&2級をやさしく解説(youtube)
(再生リスト>簿記3級 試験対策(設問別)+簿記3級 苦手論点を詳細に解説)
※補足
「いちばんわかる日商簿記3級の教科書」と「みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記」のインプット教材を2冊持つ意味や使い分けの補足です。個人的には2冊持つのがおすすめです。
まず、CPAラーニングを受ける上でテキストは必要なので、いちばんわかる日商簿記3級の教科書は必須です。
また、みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記はCPAのテキストより図解が多く、シンプルに例題の仕訳が書かれているので、CPAラーニングを見ても分からなかった箇所の確認、試験直前期の確認などにおすすめ。
使い分けなのですが、いちばんわかる日商簿記3級の教科書は文字数が多く、なぜそうなるのかという背景や理由がちゃんと書かれている参考書です。デメリットは詳細に書かれているので、大事な所や基本的な所が見落としてしまいがちな点とテキスト単体だと復習がしづらいです。
一方で、みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記はなぜそうなるのかという理由や背景は詳細に書かれていることが少なく、淡々と書かれていますが、試験に問われることや最低限の内容、例題の仕訳が載っているのが良い所です。
まとめると
いちばんわかる日商簿記3級の教科書→講義終了後は、資料集的な感じで、なぜそのような仕訳になるのか理屈や意味を知りたい時に役立ちます。
みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 商業簿記→仕訳を間違えた時に、確認がしやすく、復習が容易にできます。また、別紙の仕訳の例題がまとめて記載されている仕訳119がとても役立つので、CPAの講義・教材で簿記の全体像を掴んだ後、こちらの参考書をメインで間違えた箇所などを復習すると勉強が捗ると思います。
②CPAラーニングとCPAテキストでインプット&アウトプット
CPAラーニングは公認会計士合格者の講師がわかりやすく簿記を教えてくれます。最初はやはり簿記という概念に慣れるのが大変ですが、講義動画でテキストの内容がすんなりと頭に入ってきやすいのでおすすめです。
いちばんわかる日商簿記3級の教科書はCPAラーニングの講義とリンクしているので、まずはCPAラーニングで講義を見ながら、一緒にテキストを開いて、理解を深めていくのがおすすめです。
全部で#23章ありますが、1講義当たりの時間はコンパクトにまとまっており、2倍速-3倍速で見ると、直ぐに見終わることができると思います。まずはこのインプットを通して、簿記の全体像を掴むということが非常に大切だと思います。
また、一気に全部の講義を進めると前の講義の内容が忘れやすいので、講義の終了後あるいは5章進んだら、テキスト復習+いちばんわかる日商簿記3級の問題集の基本編で講義と対応する章の仕訳問題をやるなど定期的に戻った方が記憶の定着が早いと思います!
③1度ネット摸試を受けて、CPA講師の解き方の解説動画を見る。
ここまでインプットを通して、簿記の全体像を掴んだと思いますが、このインプットだけでは、試験の問題を解けることはできないと思いますし、試験でどのような問題形式か分からないと思います。
なので、ここで一度本番レベルを知る必要があるので、CPAラーニングの「日商簿記3級 ネット模擬試験 実践解説」の中にある、日商簿記3級 ネット模擬試験を受け、その後、日商簿記を知り尽くしている講師の方がどのような思考で問題を解いているかの実践解説動画を見てください。
これをやることで、本番問題の慣れやプロの方の思考法を真似ることができます。
④CPA問題集の試験対策編で慣れる+苦手論点はyoutubeの動画を見る。
ここまで来たら、簿記の試験でどのように問われるかわかってきたと思うので、後は試験の問題に慣れて、ひたすらアウトプットとインプットを繰り返すことで、記憶が定着できます。
またどうしても苦手論点がある場合(特に第2問が難しい)は、簿記3級&2級をやさしく解説(youtube)さんの再生リストから、苦手な論点の説明動画を見てみてください。私は消費税の計算や固定資産台帳・勘定の締切が苦手だったのですが、解説動画を見て得意にでき、本当に助かりました。
⑤試験直前にネット摸試を数回受ける。
苦手な論点を潰せてきたら、この段階で、余裕を持って合格点に届いてくると思います!
後は本番さながらで、ネット摸試を受けて、時間配分の確認や自分の弱点を洗い出して、精度を上げていきましょう!
CPAラーニングのネット摸試の残りやTAC、ネットスクール、いぬぼきの摸試を使って練習し、合格点に達している場合は、試験を受けちゃって大丈夫だと思います!